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2011年1月19日 (水)

アイドル声優とかいう言葉

久々のちょっと長文の私見のお話。
私がニワカで浅学非才なので深い概念や
歴史とかを紐解くつもりは毛頭ありません。
あと、@@@@はアイドル声優か否か!
とか個別の方のことについても語りません。
 
一般的定義付けとか呼ばれた方について
思ったことを書き連ねるだけです。
 
そもそもアイドルとは雑誌やTVなどの露出があり、
存在が偶像化されたものだと私は捉えています。
 
そこで、アイドル声優とは何かといいますと、
声優の中でも本域の仕事のナレーションだけではなく、
露出することにより偶像化することを重視している
声優さんだと私は定義しています。
 
この中でも、事務所や本人の戦略としてアイドル声優に
なった方もいれば、そういうつもりがないのに
いつの間にやらアイドル声優になった方もおられます。
 
アイドル声優は露出、
つまりは実写の本人顔出しの仕事が軸になります。
 
ここで、本来声優に顔出しの仕事というのは
存在しないのではないかという疑問点が出てきます。
 
確かに本分とは言えませんが、
現在では寧ろ顔出しの仕事が多かれ少なかれ
必須となっています。
 
ですから、雑誌に顔出ししたからと言って
イコールアイドル声優かといえばそうではありません。
 
では、どこを以てアイドル声優と定義するかといえば
露出により偶像化され、そこからさらなる人気を
獲得している声優さんがそう定義されます。
 
ところで、「アイドル声優」という言葉自体に
違和感を感じられる方もおられますが、
コレは一種の俗称であり、
あくまで「創られた言葉」でしかないので、
違和感は存在するでしょう。
 
アイドルという言葉と声優という言葉を
無理やりくっつけてそう売り出しているうちに
ファンの側にも一般的になっただけです。
要はキャッチフレーズが一般化しただけです。
 
話を戻しまして、アイドル声優が声優としては
どうなのかということについて。
 
私は狙ってにしろ自然にそうなったにしろ、
人気を獲得する一手段としては有効だと思いますし、
そうして知名度を上げた上で本分たるナレーションの
仕事を取りやすくもなるでしょうから、
能力が劣っているとは全く思いません。
 
アイドル声優になったとしても
売れるための「きっかけ」にしかならない。
 
その「きっかけ」を生かせるかどうかは結局
声優としての能力が試されます。
 
声優としての能力がなければ仕事を得ることができず、
得た人気を保持することが難しくなります。
 
結局アイドル声優といっても、
偶然きっかけとしてアイドルのような売り出し方を
していた方の中で生き残った方のみが
そう呼ばれるようになっただけで、
この呼ばれた方に対して何ら気にすることはない。
 
アイドル声優でなければ実力派声優と言われる。
 
黒か白か。アイドル的存在なのかそうでないのか。
そう区切りたい方々によって生み出され普及した。
 
それだけの言葉でしかないと私は思います。

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